Yoga

手のポーズ|チンムドラーを解説

OKサインのような 「チンムドラー」

ヨガのポーズや瞑想の時などに登場するこのポーズですが、実はとっても大切な意味が込められています。

わたしもヨガを始めた頃は、意味を知らずに見様見真似でやっていましたが、意味を知ってからは、このポーズをとる時間がとても大切に感じられるようになりました。

チンムドラーとは

チンムドラーのチンとは、
意識という意味です。

意識と言ってもいつも自分が思っていることとか頭で考えていることではなくて、神様レベルの高い意識のことをあらわしています。

ムドラーとは、
象徴という意味です。

手を胸の前で合わせる合掌も、一休さんがするポーズも全てムドラーです。


そのたくさんあるムドラーの中の一つがチンムドラーです。

形の意味

5本の指それぞれに意味があります。

小指は「惰性・動きがないエネルギー」

薬指は「動性・活動的なエネルギー」

中指は「純粋性・調和のエネルギー」

この3本の指(小指・薬指・中指)は自分以外で起こる全てのこと。
さらに、この3つのバランスが取れていることも大切です。

人差し指は「心の中心にある自分、つまり魂」

親指は「宇宙のこと。全てのものを生み出すような存在」

その親指と人差し指で輪を作ることで、本質的な自分と宇宙と繋げましょうという意味が込められています。

輪の部分(人差し指と親指)は宇宙と繋がった最高の自分

ヨガの教えでは、「3つのエネルギーのバランスがしっかり取れることで、宇宙と繋がって最高の自分になる!」というのが目標なので、このヨガムドラーの輪の形がヨガのゴールをあらわしています。

チンムドラーを作ると何が起こるの?

ヨガでからだに取り込んだエネルギーが体に止まってくれる

直感が研ぎ澄まされる

集中力や記憶力がUPする

ストレスや不安が解消される

グルグルしている思考がクリアになる

まとめ

最初は何となく作っていたチンムドラーですが、実に奥深いです。

とても神聖なポーズチンムドラー。
是非、静かに目を閉じでやってみてください。