みなさんは、
普段どのくらい笑うことがありますか?
「 笑う門には福来たる 」
ということわざがありますが、医学的にも笑いは身体に良い効果をもたらす、ということがわかっています。
今回は、笑いが健康にあたえるメリットについてご紹介します。
笑いの効能・効果
医学的効果
- 免疫力UP
- 血糖値を下げる
- 痛みが軽減される(がんの疼痛、慢性疼痛など)
- 自己免疫病をコントロールする(関節リウマチなど)
- アトピーが改善される
脳の活性化
- 脳の血流が良くなり、頭がリラックスされる
- 記憶力、思考力のUP
運動効果
30秒笑ったら、3分間ウォーキングしたのと同じ運動効果だといわれています。1日100回笑ったら、エアロバイクで15分漕いだのと同じ運動効果があるそうです。
赤ちゃんが笑うのは、育児疲れの親を癒すためとも言われています。赤ちゃんの笑顔を見るとつい笑顔になってしまいますよね。

健康への影響
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、ストレスレベルが高いと交感神経が優位になります。でも、笑うことで副交感神経が優位になり、安心感を感じてストレスが解消されます。
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは、特にガン細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要な細胞ですが、笑うことでNK細胞が活性化されて、免疫力が上ります。
また、脳への血流が良くなり、脳梗塞など血管が詰まることで発症する病気の予防にもなる。さらに、新陳代謝も高まり、消化も良くなります。
笑うことは、良いことづくし!
まとめ
笑いにはからだを健康にする様々な効果がある
もちろん、日々の暮らしには笑えないこともたくさんあります・・・
面白くもないのに笑えないし
とおっしゃる方もいるでしょう。
しかし、脳科学を研究されてる池田裕二さんは
「楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいんです。脳は体の反射だから」
とおっしゃっていました。
そういう研究結果もあるそうです。
ぜひ自分の健康のために、積極的に笑顔を作ってみてはいかがでしょうか。