サーバーとは、
Webサービスを作るための土台であり
Webサービスを作る上でなくては
ならない存在です。
世界中のWebサービスは、
それぞれ、専用のサーバーに設置されて稼働しています。
ここでは、サーバーの基礎知識をわかりやすく解説していきます。
サーバーとは何か?
サーバーとは、サービスを提供するコンピューターのことを言います。
このサーバーと言われるコンピューターは24時間365日電源がONになっていて、常にネットワークに繋がっていていつでも接続ができる状態になっています。
サーバーが常時稼働しているから、私たちはいつでもGoogleやAmazon、TwitterといったWebサービスを使うことができます。

小規模なWebサービスの場合は1台のサーバーで動いていることが多いですが、大規模なWebサービスともなると何百万台ものサーバーで動いています。
例えばAmazonの場合はサーバーは約10万台、Googleの場合は約300万台と、アクセスが多い大規模なWebサービスではそれだけ多くのサーバーの台数が必要になるということです。
なぜサーバーが必要なのか?
サーバーはWebサービスを動かすためのエンジンのような役割をします。
ですから、サーバーがないとWebサービスを動かすことが出来ません。
サーバーの内部では、以下ように「サーバーソフトウエア」というものが動いています。

まず、サーバー全体の動きを管理する
「オペレーティングシステム(OS)」
というものがあり、その上で色々な役割を行うエンジンが動いています。
例えば、
⚫︎ Webアプリケーションの動作を管理する「Webサーバー」
⚫︎ 各種データーを保管して管理する
「データーベースサーバー」
⚫︎ メールの送受信を管理する
「メールサーバー」
⚫︎ 外部からのリモート接続を管理する
「SSHサーバー」
ミドルウェアと呼びます。
これらのサーバーウェアのことを総称して
主要なものは、こういったところですが他にも様々なサーバーソフトウエアというものが動いています。
そして、プログラマーが作るWebサービスのプログラムは、これらのミドルウェアの上に設置して動く形になります。
このサーバーが正しくセットアップされて、初めてWebサービスというのは動くことが出来ます。
サーバーはどこにあるのか?

サーバーは一般的に「データセンター」という施設に設置されています。
サーバーには重要なデーターが保管されているため、一般的にデータセンターの場所というのは明確にされていません。
世界中の様々な場所にこのデータセンターというものが存在していて、そこに設置されたサーバーの中で各種Webサービスが動いています。
サーバーは常時稼働しているため、電源の確保や発熱対策というものが大切になります。
停電や災害などでサーバーの稼働が停止してしまうとWebサービスの稼働も停止してしまうため、自家発電装置や予備電源、冷却のための温度管理、高速インターネット回線などが完備されていて、災害リスクの少ない場所に設営されています。
サーバーを準備する方法
Webサービスを作るためには、サーバーを準備する必要があります。
サーバーを準備する最も簡単な手段は「レンタルサーバー」を使うことです。
レンタルサーバーは、先ほどのミドルウエアが予めセットアップされいて、Webサービスのプラグラムを設置するだけですぐに動かすことが出来ます。
価格も安価なものでは数百円〜といったプランも多いので、多くのサイト運営者が使用しています。
また、最近ではAmazonのAWSをはじめとした「クラウドサーバー」といったものも一般化されてきています。
クラウドサーバーでは、従来のレンタルサーバーのように決まったサーバーミドルウェアの構成をレンタルするのではありません。
必要に応じてサーバーミドルウェアの構成を変更したり、アクセスの多い時期だけサーバーの台数を増やすといったことが柔軟に行えます。
現在の有名なWebサービスのほとんどで、この「クラウドサーバー」が使われています。
まとめ
Webサイトを運営したり、インターネットを観覧したり、Webサービスには欠かすことのできないサーバーについて解説しました。
このブログではエックスサーバー を使っています。エックスサーバーはWordPressの導入がしやすいレンタルサーバーです。
申し込みと同時にWordPressのインストール設定ができ、登録完了と同時にWordPressが使えるようになります。